酩酊 五月雨 きみ 魚

「自称異常」な女と「自称正常」な女。

「甘い林檎には毒がある」

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真っ赤。


血に染められたような、赤。


似合うのは、「林檎」だけ。






昨日ハニーと遊んだ。

ハニーは「林檎」だ。

「林檎」と「彼女」と「あたし」は
前回の記事に多分書いた、
まあ、そんな関係で、ね。

やっと、三原色が揃ったよ。

そして協議(適当)の結果
代名詞ということであの子をここでは
「林檎」と呼ぶことになった。




「なんか、食べる?」
「いや全然お腹空いてない。
懐かしいところに行こう」
「食べてないの?」
「わかんない。金曜にチキンナゲットを一口貰った記憶はある」
「もう月曜だけど(笑)」
「(笑)」
「よく生きてられんな」
「お前に言われたないわ」
「(笑)」



入った「懐かしい場所」では
林檎のことも彼女のことも
昔のことも最近のことも
いろいろ喋って、
「懐かしい味」を飲んで、
まあ最後の方覚えてないんだけどwww

つまり彼女に託された
「お前は何のためにそこにいるんだよ」
とかいう意味不明な文章も、
そのときは普通なら笑って返すのに
あたしは何だかその場に必死だった。



いやあ、隠語だらけで
これはもう三人にしか分からない記事でも、別にいいんだ。

アレとか、コレとか、
あの人とか、そう、きみのこととか。




さっきくれた林檎からのメール。

素直に、嬉しかった。

林檎は、嘘つきだ。
優しい嘘つきだ。
「大丈夫?」には絶対「うん」って言うし
「楽しい?」にも絶対「うん」って言う

だからあたしは
「楽しくない?」って聞いてやったら
「うん。楽しくない」って言ったから
めっちゃ笑った。

だから。

メール、嬉しかった。
ありがとう。
大切にSDカードに保存したいのに
今のこの世の中は
不便ったらしゃーない。



青を纏った林檎は
いっぱい色んなことを話してくれて。

あたしもいっぱい話して。

たぶんどっちだって
ひとの話になんて興味ない。
いや、あたしは
林檎の話にはすこし興味があるけど、
興味があるから聞くんじゃない。

林檎が今なにを思っているか
の方に興味があるから、
あたしは全て逃さないように聞く。


林檎の話はややこしい。
登場人物が多すぎて、
少女漫画にすら成り立たない程だ。

それに比べてあたしは
相も変わらず、
そうだな、固有名詞でいえば
「、くん」と「、くん」
くらいなもんだ。

いつだってそうだった気もするし、
そうじゃなかった気もするし、
とにかくあたし達の会話は
きっと端から見てりゃ支離滅裂なもんだろう。



彼女が林檎林檎うるせえから、
お前ら自分で連絡とれよwww
って言ったら
お互い、「いまの」連絡先が
入ってるかどうかも不明、って(笑)

でも結局ちゃんと入ってて。
らいんのぐるーぷでつなげて。

「酔っ払いにしては
いい仕事したな」
と彼女から最上級の嬉しさが
伝わってきて。



まあ、また「三人」で
他愛もない話でもしに
お洒落なカフェにでも
小汚い居酒屋にでも
「懐かしい」いろんな場所にも行こうよ。


それまで、みんな、
生きててほしい。

それがあたしの願い。




酔っ払った林檎に、
酔っ払ったあたしが言った言葉
ちゃんと、
覚えててくれてるのかなあ。

あたし達は、正反対で、似ている。

昔、
あたしがハチで
林檎がナナだって話をしたっけ。

そんなかんじ、なんだ。



覚えててほしいな。
いつか忘れても、
今もう既になんのこと?ってなってても。

あたしは何度でも言うから。

あたしの前でくらい、
本人を演じる必要ないよ、って。



ただ書き残しておきたかっただけだから書き殴りの文章。

あたしは、あたしの大切なひとが
あたしのことを、
だいすきでいてくれたら

うれしいな。
それで、
嫉妬や確執や問題がうまれても
あたしは全部受け入れるから
あたしは全部まもりたい、から



大切な大切な あなた たち へ。



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