酩酊 五月雨 きみ 魚

「自称異常」な女と「自称正常」な女。

「なくなってしまう。だから。」

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生きている証を
ただ残したいだけで。
 
続けてる「てい」を
ただ保っていたいだけで。
 
あたしがあたしで在ることを
ただ繕っていたいだけで。
 
さよならは辛いから
言いたくないだけで。
 
諦めたくないから
逃げたくないから
認めたくないから
意地を張りたいだけで。
 
ここにいるよ。
 
ずっとここにいる。
 
ブログを読み返していた。
あたしが吐いた言葉とは思えないような文章ばかりだった。
きっと今日のそれもいずれは。
 
だとしたら、だからこそ、
また書こうと思った。
 
今日のあたしは今日しかいないから。
 
今のあたしは、
今だけのもの。
 
だから生きている証を。
 
忘れないために。
 
 
 
_
 
P.S.
たまには思い出せよ。
此処は誰のためでも、
誰がみるものでもない。
あたしと、あんたの日記だから。
 
 
 
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「咏」

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目の前の事象
脳は追いつかなくて

何度も自分を責めては傷つけた

大好きで大嫌いなわたしは
何時も如何しても
思い通りに動かない


揺れ動く体温に
左右され続けて

何度も自分を愛しては嫌いになった

大嫌いで大好きなわたしが
存在すらも曖昧なわたしが
誰かを大切に
大切にすることなんて
誰が出来ると言うのだろう


それでもわたしが
すきだから

わたしがあなたを
求めるから

たったそれだけの
自己満足な愛で
愛で
許してほしい


立ち尽くすことしか
出来なかった日もあった

言葉を発することさえ
出来ない日もあった

それでもわたしは
それでもあなたを
それでも、それでも
愛してるから

自己満足な愛で
愛で
許してほしい

歪んだわたしの
愛を
許してほしい

精一杯のこの愛が
愛が
届いてほしい



_

『ちょこれいとけーきと彼女』


@、

待ち合わせに指定されたセブンイレブンの中に入るとすぐに深緑のコートが目に入った。
他愛ない話をしながら彼女の隠れ家のようなカフェに誘導され、ちょこれいとけーきとアイスティーと煙草と、彼女。さて、議論を繰り出そう。



わたしは、未だによく判らないのだ
だから知りたいのか、だから問いたいのか
彼女に『何か』を聞いたところで
それがわたしの『答え』になるはずも無い。
自我が強すぎるわたしは、それを
判った上で、じゃあ、何故それが
彼女なんだ。どうして、どうして。

、何時だって卑屈なわたしは
きっと何時だっていじけている。
わたしにとっては『芸術』である彼女は
勿論わたしに無いものを沢山持ってるし
わたしひとり居なくても別に彼女は
きっと困んないし。
どうせどうせどうせ別にいいもん
だってわたし何も無いし。

なんて卑屈になるわたしは
朝方の彼女からのえすおーえすの
ラインに安心して眠ったりする。

何も無いわたしには
彼女の「死にたい」が有る。
なんて気味のわるい、なんて悪趣味な
なんて、それは、何故。なんで、。



@訳も判らないような関係ですきっと。
友達です、と紹介するしか出来ないし
そうなんだし、そうなんだけど。
なんか違うんです。
なんかそれで収めてはいけないような
収められないような
収められる気がしない関係です。
これを あい だと 言うならば
彼女の「死にたい」をわたしは
宝物にするよ。




@ちょこれいとけーきとアイスティーと煙草と、彼女。


欲するとまた欲しくなる
どれもがわたしにとって中毒性に富んでいる。
危険、

、だから、あい しています。





@成美

「うたを うたいたい。」

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あたしが うた を うたえたなら。
あたしが うた を うたえたなら。
あたしが うた を うたえたなら。
 
そう、思わない日は無い。
 
 
 
歌が歌いたい。
だいすきだと伝えたい。
何があっても味方だと、
絶対的信者だと、
「きみ」への
「きみ」だけにへのラブソング。
 
 
 
恋をしているわけでもなく
愛をしているわけでもない、
 
神様への、ラブレターを、
自分の声で一番気持ちいい曲で
歌えたならどんなに幸せなんだろう。
 
 
 
誰も知らなくていい。
誰も分からなくていいんだ。
あたしのこんな、
歪んで真っ直ぐな「すき」は。
 
 
そんなことばかりを
かんがえる よる。
 
 
 
_
 
 

「---自殺未遂。」

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ずっと生きていたかった。
死ぬ気なんてサラサラ無かった。
生きていれば、
生きてさえいれば。
それがたとえ
何の、誰の、得にならなくとも
何も成し遂げられなくとも
傷ついても
死にたいとずっと思っていても
 
生きてさえ、いれば、
それでいいって、
 
だから。
でも。
 
初めて死のうとした。
間違えて死にかけたことはあっても、
自ら、本気で。
 
なんでだったっけ?
 
もうその理由さえ覚えてないわ。
死に方は決まっていた。
結果、死ねなかったから、
今こうしてこうやって書いてるんだけど。
 
 
 
死のうと思ったときの心臓は
心地よく穏やかだった。
 
あれ、何でだったんだろう。
 
結局そんなもんなの。
死ぬ、なんていう、地球や宇宙からすれば蟻よりダニより小さい出来事は、
結局その中身も忘れる程に
悲しい程に。
 
 
 
出来ることなら殺されたかった。
出来ることなら殺したかった。
出来ることなら愛されたかった。
出来ることなら愛し続けていたかった。
 
ただ、それだけなのに
それが上手くいかないのは
 
ああ、死ね。
 
全員死ね。
 
もうそれしかない。
もうそれしかない。
もうそれしかない。
 
思い出してしまった、
そのときの感情。
 
しね、しね、しね、しね、
ああ、そう、じゃあ死ぬわ。
 
うん、そう、あたしが死ねばいい。
 
そしたら皆いなくなるもんね。
そしたらあたしはしあわせ、だ。
 
 
 
出来ることなら殺したかった。
出来ることなら殺されたかった。
 
出来ることなら、
ずっと、好きでいたかった。
出来ることなら、
好きでいてほしかった。
 
じぶん じゃなくて あたし のことを。
 
 
 
さあ、死ね。
 

『能天気で下等なお前たちに問う』

@睡眠薬三種類、安定剤一種類、投下。




@大好きな女の子に「殺して欲しい」と
言われたら貴方たちならどうしますか

「嫌だよ!生きて!」なんて
糞みたいな綺麗事をつらつらと並べ、
それを若気の至りとして
「思い出」の一部にしますか。


@『わたしはわたしが可愛いから無理だわ』
さいこーに糞みたいな自己愛で
わたしは彼女の提案を呑まなかった。


それでいい
それがいい。


結局誰かの「ため」なんて
綺麗事でしかない
自分だけが可愛くて自分だけを守りたい
わたしと彼女は判っている
だからわたしは
彼女が「どう」わたしを
傷付けるような言葉を発しても
わたしにとっては
そんなものどうでもよすぎるんだ。



@『好きだよ』『彼女を好きな
わたしのためにまだ死なないで』
『遊ぶ約束してるし』『わたしつまんないじゃん』



どうしてこうも、
わたしは自分勝手で
わたしは自己愛が強い
、そしてそれを彼女自身が
判ってくれてるから
わたしはきっと、彼女が好きなんだろう。
@まあ人間なんて
自分しか可愛くないじゃない。
くだらない嘘八百
誰かの「ため」に何かをするなんて
時間の人生の無駄遣い。

だからこそ
言えるんだろう
判られてるからこそ
言えるんだろう


そこまで曝けだせる関係に
今更、道徳じみた名台詞なんて
要らないじゃない。時間の無駄。
@好きだよ、
ちゃんと味方でいるからね。
わたしは彼女を殺せない。
だってわたしには
まだ殺ることがあるから。
@これ 、何か の宗教 の決まりなんだけど
入 信した信者たちは
決して「切れてはいけないの」。
「死ぬまで見届ける」んだって、互いを。

@ねえ、彼女。
これはとても、わたしたちに
似ている、
みんな寂しいんだ皆皆皆、
寂しいんだ

だから手を取るよ、大丈夫
味方だよ、
それだけ。
好きだよ、殺せないけど
殺さないけど
それはやっぱり
彼女が『好き』だからです。

@「自己愛」だと笑ってくれ
間違いは無いから。
すきだよ、大丈夫だよ、

わたしはわたしが好きだから
わたしが好きな彼女を
わたしは好きです、わたしのためだけに。






@これ、糞みたいな綺麗事より
とっ

ても綺麗な自己愛のあい


だから安心すればいい
眠れ、
わたしもねるから、『大好き』、



@成美

「記憶 を失うということ」

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どんどん亡くなっていく。
 
10年前のこと。
5年前のこと。
昨日のこと。
じぶん、のこと。
 
どんどん薄く、切なくなりゆく脳内。
サイケな世界に支配される、
拙い、あまりにも拙い脳内。
 
 
 
心が何処にあるのかも知らないのに
「痛く」なるのは何故だ、なんて
緊張や不安、その他諸々の強いストレスが
「脳内」から「臓器」へ
圧力をかけているだけ、に
決まっているじゃあないか。
 
なんで皆そんなところに触れないで
「心が痛い」なんて、
そんな、陳腐な言葉を使いたがる。
 
 
 
今日は酷かった。
 
だからひたすら寝ることにした。
 
すこし楽になった。
 
誰か、と、話したくなった。
 
あたしが生きているかどうかを
確かめるため。
 
きみが、生きているかどうかを
知って安心するため。
 
自分を傍に置いておくため。
 
自分を逃げられないようにするため。
 
まあ理由は色々あるけど
パーッと遊ぶには最適な土曜日で。
何故いまこうして
あたしがオナニーしているのかも
分からないほどに。、
 
書いたって無駄な文章と
ヤッたって無駄なモンは同じ。
 
それでもただただ書き殴りたくなるのは
 
すぐにこの感情すら
忘れちゃうから。
 
 
 
「あたしの名前を教えて」
 
バスケ漫画の名シーンかよ、なんてツッコまれたことすらない口癖。
 
「、だよ。」
 
知っているその名前を聞いては安心する。
 
それでも、自分の名前なんて二の次だ。
 
一番忘れたくないもので
一番忘れたくない名前で
ノートを埋め尽くした。
 
きみの名前。きみの名前。きみのなまえ。なまえ。なまえ。なまえ。なまえ。なまえ。だってそんな重要なことすらあたし、忘れちゃうから。
 
 
 
過去を振り返ること、
過去に執着することほど無意味なことはない、けれど、忘れてしまうことの恐ろしさは、忘れてしまったことがある人間にしか分からないだろう。
 
毎日通っていたクラスが
何処だったか忘れる。
毎日通っていた道が
何処だったか忘れる。
毎日のように顔を合わせていた人が
誰であったか忘れる。
 
そして、
毎日毎日毎日考え続けた
きみのことを、
きみの名前を、忘れる。
 
 
こんな悲しいことがもう二度とないように、
あたしは今日も
きっといつまでも
この意識が無くなったとしても
頭の中で生み出し続けるんだ
 
きみの、なまえ、
きみの、かおと、しぐさと、
きみとの、おもいでたちを。
 
 
 
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